大変な建設業の中小企業の資金繰り

中小企業における資金繰りは大だとの一言に尽きます。通常は、地元の信用金庫等から日々の運転資金を借り入れてそして、事業を行っているといった事例が殆どでしょう。その中小企業の中でも最も大変な業種としては、建設業ではないでしょうか。建設業、とくに一戸建ての建築業の場合は、一般住宅を建てたのちに、すべてが支払われるといった場合が多いのが特徴です。

そのため、建築途中で顧客から建築費用をもらうことが難しいため、その間の資金繰りが大変になるわけです。多くの建築業者は、その間の建築費については、数か月待ってもらうとか、そういった方法で、なんとか資金繰りをしているといった事業所が多いというのが現状でしょう。また、そのほかの方法として、建築工期が約半年間だとすれば、半分出来上がった段階、いわゆる三か月分で来た段階で、半額を顧客からもらって、材料会社や、大工に給与や材料費を支払い、何とか一息ついて、その後の三か月間に備えるといった事業所も出始めてきています。現在、一戸建て住宅を建設する方は減ってきているのが現況ですが、現状、建築業者や建設業者は、こういった方法で資金繰りを行っているというのが実情ではないでしょうか。

今後、建築業者は大変になってくるでしょうが、現状では、東日本大震災の震災復興等があり、場所によっては、景気が良い場所もあるでしょうが、こと、資金繰りに関していえば、そう簡単ではないのではないかとそうていされます。

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